夢。

2002年12月26日
毎晩同じ夢を見る


あたしは 犬を抱き抱えて 

何かから必死に逃げているンだ




犬が傷付かない様に





誰にも傷つけられない様に





自分の身体を盾にして 逃げる



犬を 何に変えても守らなくては成らない



そして


逃げる

逃げる

逃げる




途中 崩れかけた小屋を見付けて

あたしは其の中に逃げ込むンだ




犬を下ろそうとして

あたしは其処で

犬が もう既に死んでいる事に気付く






泣きはしなかった

泣け無かったから





でも 苦しくて 死ぬかと思った







守れ無かった 守れ無かった
泣け無かった 泣け無かった







代わりに 





あたしが逝けば良かったのに







ごめんね。







守れきれなくて ごめんね。



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