変化
2003年3月30日今迄とは 少し違うのです
好きだと云うのは 今も代わりは在りません
けれど 少し変化が見えて来た様なのです
貴方は 其れに御気付きかしら
きっと 気付いてはいらっしゃらないでしょうけれど
きっと
『大切な人』って云うのは 貴方の様な人の事を云うのですね
恋愛感情では無いけれど
愛だの恋だのを 少し弄った様な
そんな 少し戸惑いを憶える様な
けれど 迷いは消えてしまった様な
此の感情を なんと云うのでしょうね
あたしの中は きっと変化し始めたのでしょう
それとも 吹っ切れてしまったのでしょうか
答えなど 下らない物を見つける気は無いけれど
あたしの中は 変化しているのです
大切な貴方へ
あたしの中は きっと 確実に変化を遂げているのです。
意識
2003年3月25日きっと あまり意識して居ないのでしょうね
『泊まり来い』 だなんて
貴方は 此の言葉が何れ程反則か判って居らっしゃるのかしら
断る事等 出来るとでも御思いかしら
少しの期待もしないと 御考えなのかしら
貴方の意識は 何処なのかしら
だから貴方って 心臓に悪いのだわ
だからあたしって 白痴なのだわ
貴方の意識は何処なのかしら
あたしの意識は麻痺してしまいましたの
だから貴方って 心臓に悪いのだわ
心臓に 悪いのだわ。
理由。
2003年2月26日ねぇ アンタはどうして
どう云う気持で あたしを誘ってくれたのかな
ねぇ アンタは
どう云う気持で あたしに話し掛けてくれたのかな
ねぇ アンタは
どう云う気持で 『また逢おう』なんて云ってくれたのかな
なんでだろうね
なんでだろう
理由なんて 無いのかな。
正直嬉しかった。
童話。
2003年2月9日王子様が御姫様に云いました
『貴女には涙が良く似合う』
御姫様は王子様に云いました
『貴方には自虐的な瞳が良く似合います』
小鳥が二人に云いました
『貴方達は似た物同士
辿り着く場所も 堕ちる場所も同じ』
王子様は満足そうに笑い
御姫様は嬉しくて涙を流しました
二人は手を取り合い
何が起こっても離さない様にと鎖で繋ぎあいました
世界の破滅は明日です。
『貴女には涙が良く似合う』
御姫様は王子様に云いました
『貴方には自虐的な瞳が良く似合います』
小鳥が二人に云いました
『貴方達は似た物同士
辿り着く場所も 堕ちる場所も同じ』
王子様は満足そうに笑い
御姫様は嬉しくて涙を流しました
二人は手を取り合い
何が起こっても離さない様にと鎖で繋ぎあいました
世界の破滅は明日です。
虚勢。
2003年2月6日取り分け怖い事等無い
泣きたく成った事等無い
寂しいと感じた事等無い
孤独が厭な訳等無い
アンタと離れたって苦しい思い等した事無い
虚勢ばかりが口を吐く。
弱い犬みたいだと思った。
瞬間思考。
2003年2月1日ふとした瞬間に思う
あたしを認知している全ての人の脳内から
あたしの記憶が消えてしまえば良い。
ふとした瞬間に思う
今 此のまま消えてしまえれば良い。
ふとした瞬間は飽きる程にあって
あたしの瞬間思考は止まらずに
そして
ふとした瞬間に アンタを想う事だって有るンだ。
瞬間思考。
流星。
2003年1月29日寒くて 寒くて 寒くて
暗くて 暗くて 暗くて
独りで 独りで 独りで
空は 高くて 高くて 高くて
星は 流れて 流れて 流れて
流れた星は 墜ちて 墜ちて 消えて
願い事を したくて したくて したくて
其処で少し 馬鹿らしくて 馬鹿らしくて 馬鹿らしくて
あたしはまた 歩いて 歩いて 歩いて
流れた星は 死んだんだろうか。
塵。
2003年1月28日『強イカラ』ナド 何ガ良イト云ウノデショウ
『弱イカラ』ト 何ガ駄目ト云ウノデショウ
『強イ』ト云ワレマシタガ
『弱イ』トモ云ワレタ アタシハ
ドウスレバ良イノデショウ
強イダトカ 弱イダトカ
塵ノ様ナ物ダト思ウ アタシモ
塵 同然ナノデアリマショウカ。